住宅
○住宅
周辺環境に融合し、地域・文化・自然等と共生する建築づくりを目的とします。上辺だけのデザインでなく機能的でライフスタイルに合致した深い愛着の湧く建築を創出します。さらに、クライアントと一体となり新しい発想とオリジナルデザインを付加することで、要望を満たした特徴的な建築を提供できることをお約束致します。
設計の基軸として
①近隣及び道路側からの視線のバッテングの回避を行う事により、建物内部の様子が窺えない計画。
②ライトコート等により通風・採光条件を高められる形態とする。
③家族の気配が感じられる、断面的に連携のある空間構成とする。
④パッシブデザインを最大限に活用し、地域風土に合致した設備計画とする。
⑤ライフスタイルを具現化し、クライアントのライフステージへと昇華することを目的とする。
○RC・S・HYBRID-Style
構造体の決定は私どもが行うのではありません。クライアントの要望により質感や形態により決定されるものと考えます。その状況と自然環境面を総合的に勘案し最良の快適空間とスタイリッシュな建築を創出させて頂きます。
原則的には外断熱工法を採用させて頂いております。RC造は特に熱容量が大きいため夏期は涼しく、冬季は暖かいアメニティスペースとして提供させて頂いております。
コンクリート打放しの少しクールな雰囲気でありながら、暖かい空間はとても上質に感じられ他構造では味わえない独特の感覚が味わえます。
鉄筋コンクリートは圧縮方向に強靱であり、鉄骨は引っ張り方向に靱性がある特徴を最大限活用し、長所を取り込みながら、空間を構成しております。
弊社作品においてはRC造として提案している建物に於いても「薄く・細く・軽く」等が空間構成として必要な場合は必ずハイブリッド化を行って軽快感のある建築を提案しております。
コンクリートの重厚感を活かしつつクォリティの高い空間を創造します。
○WOOD-Style
「木質感を表現したい場合」と「木造で在りながら他構造に見せたい等」の両者の要望にも応えます。一般的に木造では構造的に対応不可能と思われる形態も、鉄骨等を使用し可能にします。
床レベルの差を利用しスキップフロアとし、視覚のレベル差を利用し開放的で視線の繋がる建築を提案すると共に、断面的な楽しさも感じられる空間構成としての提案も行います。
レベル差を利用することで建物の段差が発生しますが、当然バリアフリー化を念頭に提案しますので「誰にでも優しい建築」を目指しユニバーサルデザインとします。
場合によっては、2階もしくはロフトの床を上階から吊る構造を採用することで下階の柱を設けることなく、無柱空間として開放感を演出します。
快適な住環境を提供するために、外張り断熱工法を提案します。基礎下から屋根まで断熱材でラッピングすることで高気密・高断熱の建物とします。外壁は軸組構造とすると同時に構造用合板等で耐力壁及び非耐力壁を構成し、壁全体の剛性を高めるとともに質量を増すことで気密性と防音性が得られます。
木造建築を木造らしく創る事は容易ですが、クライアントのライフスタイルは構造とは無関係なことが多々あります。暮らしやすさを追求し、心休まるインテリアを探究し、そこから生活習慣を見いだすことから建築は形づくられると考えます。
木造に、より多くの可能性を示唆できる建築設計事務所として自負しております。